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アナと雪の女王の小説「季節外れのカキ氷と愛の絆」 [アニメ・漫画]


映画「アナと雪の女王」の小説。
本編後の話を妄想して書きました。

ネタバレも含まれているので
続きからどうぞ。


夏に起こった
雪の事件から数ヵ月後。

ハンス王子は…
父王と12人の兄達が激怒して…
罰として軟禁されて再教育を受ける。

ウェーゼルトン公爵は…
アレンデール王から罰として
領土と財宝の一部を没収と3か月牢屋の監禁。

それぞれの罰を受けていた。

アレンデール王国では。。。
夏が終わり…
いよいよ冬がやってきた。

宮殿の窓にはアナがたっていた。

雪が降ってるわ。
真っ白で綺麗!
彼女は窓で愛する人の手紙が届くのを
ひたすら待っていた。

そこで仕事が一息ついたエルサが来た。

アナここにいたの?
婆やがケーキを焼いたみたいだから
一緒に食べない?

お姉ちゃん…ちょっと待って!
もう少しで彼からの手紙がくるから。

その時、ちょうど配達人が城にやってきた。

アナは急いで階段から駆け降りる。

エルサは微笑する。
フフフ…
氷が解ける位に顔が真っ赤になって。

彼女は、妹の恋人・クリストフの手紙を
待っているのを知っていたのだ。

その後、城の一室で姉妹で
ティータイムをする。
アナは幸せな笑顔を…
エルサは妹とともに楽しいひと時を過ごした。

アナは姉と一旦別れて

夜に…クリストフの手紙を
もう一度読んだ。

彼は現在…氷の状況を調べるために
北の山の湖にいる。

アナとは手紙でのやりとりをしていた。
手紙にはこう書かれていた。
「愛するアナへ。」
「久しぶりだな。北の山のふもとの小屋で」
「この手紙を書いてるところさ。」
「スヴェンも元気だし…トロール達も元気さ」

「あれから数カ月がたつな」
「あの事件が嘘のように感じるよ」

「仕事がひと段落したら…」
「王宮にも顔をだすつもりさ。」
「氷でかき氷というデザートを」
「アナたちに召し上がってほしい。」

「とびっきりの氷を運ぶから」
「それまでは…待っていてくれ」
「その時が来たらこういうつもりさ」
「愛していると…」
「クリストフ」

アナはクリストフの言葉に微笑みつつ
かき氷というデザートに興味をもつ!

かき氷か…
食べた事がないわね。
クリストフも元気そうで良かった。
そろそろ寝ましょうか…

彼女はこういい
眠りについた・・・・

翌朝…アナは
オラフに起こされて
相変わらずの日常を楽しむ。

エルサは…執務をしつつ
何かを感じていた。

もうすぐで雪がふるわね。
暖炉のまきを追加する事を
お付きに言っておかなければ。

彼女は生まれつきの魔力で
雪が降る事を予知ができる。

それがここで役立つとは
世の中は分からない。

2時間後、
雪が降る中で…
一つのソリがやってきた。
そう!クリストフが戻ってきたのだ!

アナは早速駆け下りて
クリストフを迎える。

クリストフ久しぶりね。
元気そうでよかったわ。

アナも元気そうでよかった。

手紙に書いていた
約束のカキ氷を
早速作るから待っててね。

キッチンを借りる事を
あらかじめ伝えていたので
早速作業にかかる。

城のキッチンにいる
エプロン姿で
料理するクリストフをみて
城の人たちが笑ったのは
ここだけの話。

なぜなら・・・・
アナが貸したエプロンは
ゴスロリなフリルで

ゴツイ男とフリルが
絶妙な雰囲気を出していたから
無理からぬことである。

何分かして…
エルサが
別の場所にいて不在なので

アナとオラフがカキ氷をみる。

わあー美味しそう!!
メープルシロップが
かかっているわ。

オラフも絶賛する。
へえー氷のデザートか
こういうのもたまには良いね。

ありがとうと…
クリストフのほっぺたにキスしたアナ。

顔を真っ赤にしたクリストフ曰く…

本当だったら
夏のデザートだけど
冬に食べる者もたまにいるし。。

ちょうど…知り合いから

自分で作った
メープルシロップをもらったから
丁度いいと思ってね。

彼は…
メープルシロップを砕いた氷にかけるのが
大好物なので教えてくれたんだ。

アナとオラフは美味しそうに食べる。
うーん刺激的だけど…
それがまたいいわ。

その時、エルサも戻ってきた。
あら…美味しそうじゃない。
クリストフ私もいただくわ。

もちろんです。
エルサ女王…
あなたの分も用意できてます。

エルサもまた堪能する。
うーん美味しいわ。
アナもいるし・・・・
仕事の疲れも吹っ飛ぶわね。

彼女は心の中でつぶやく。
(アナ…あなたは良い人見つけたわね)
(愛は私の魔力と心をいやしてくれた)
(私もいつか…良い人が見つかればね・・)

城の外は雪が降る中で
季節外れのカキ氷を食べる4人。

愛は…寒い冬の中でも
人や生きる者を温めて癒していく。
心が豊かにもなっていく。

笑い声が絶えない城の生活。
そんな日常がエルサとアナ達にとっては
幸せなことでもある。

この日々が続きますように。
エルサは神様にそう願っていた…。



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コメント 1

ぜろこ

とても穏やかですね。
愛する人からの手紙を読むアナの様子、みんなの笑顔にかき氷・・・
想像しながら読ませていただきました^^
by ぜろこ (2014-04-05 17:21) 

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