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ワンピース小説・キュロスとスカーレットの恋愛日和と花畑 [ワンピース]

小説を書いてみました。
ネタバレも含まれてますので
良かったら続きからどうぞ。

キュロス25歳・軍団長時代
スカーレットがまだ王女だったころの話。

春になったある日・・・
雪の中ではぐくんだ愛は
少しずつ大きくなってきた。

冬に眠っていた花も咲き誇っていた。
キュロス~~今日はお菓子を作ってみたわ。
スカーレットが花畑へとやってきた。

キュロスは今日は非番で
花畑にやってきたのだった。
スカーレットはキュロスの後を追っていた。

スカーレット様・・・
また城をこっそり抜け出しましたか!

むくれた顔でスカーレットはいう。
いいのよ!!折角の休日でしょう??
いつも仕事ばかりだしヴィオラもいないから
ゆっくりしましょうよ。。。

キュロスは赤らめた顔をしてるのを
スカーレットに気付かれないようにしていたが
とっくに彼女にはばれていた。

そうだったわ・・・
お菓子はこれよ!
ワノ国のレシピから作った
桜餅よ!桜の花から作ったお餅なのよ。

城には桜の木が沢山あるから
作ってみたのよ。

ワノ国といえば武士の国
こんな繊細な食べ物もあるのか。

お父様にはワノ国の友人がいるのよ。
その人から和菓子の本と
材料を一部貰ったの。

私が試しに作ってみたけど
お父様も美味しそうに食べていたわ。
キュロスも食べてみて。美味しいわよ。

ドレスローザの悲劇で桜の木が
焼きつくされる事を彼らは知る由もない。

キュロスは美味しそうに食べる。
うん!いけるな。
私は甘いものはあまり好きではないが
これなら食べれるな。

でしょう!和菓子というのは
甘いものが嫌いな人でも食べれるお菓子が
沢山あるときいているわ。

すまない。お腹が一杯になった。
桜餅を完食したキュロスであった。

キュロスに抱きつくスカーレット。
二人の甘い日常が相変わらずだ。
スカーレット様・・・近づきすぎですよ。

キュロス!護衛の時じゃないから
スカーレットって呼んで!!
これは命令よ。あなた!変な所で頑固だから。

ス…スカーレット・・・・。
宜しいわキュロス。ご褒美よ!

♡チュ♡

ほっぺにキスをするスカーレット。
キュロスの顔はますます赤くなった。

フフフ!トマトみたいなお顔。
少年じゃないんだから本当に。
笑ったスカーレットが女神に見えた事を
キュロスは心から思った。

スカーレット・・・
なあに!キュロス。。
私はあなたを一生かけてお守りします。
例え・・・私の事が忘れられても。

それって不吉じゃない。
でも・・・安心して。私はキュロスの事
例え忘れても覚え続けるわ。

辛い事があってもあなたの傍にいます。
キュロス・・・私はどんな事があっても忘れないから。
そんな不吉な事は言わないでね。

二人はお互いを抱きしめていた。
花畑の花たちはそれをみているかのように
穏やかな風が二人を包む。

しかし、もう一つの目撃者がいた。
それは数人のトンタッタ族だった。
彼らはスカーレットの後を追ってたのだが
運悪く二人の浅瀬をみてしまい・・・

顔がトマトのように赤くなり
見続けていたのであった。

これは一体なんれすか?
スカーレット様が大胆れす。
「早く花畑から出たい」
それが数人の小人の総意だった。

普段のキュロスだったら
小人の気配には気付くが
あいにく・・・スカーレットに気を取られ
見聞色の覇気を使えなかったので気付く由もない。

春の中
二人の恋物語は続くのであった。
ドレスローザの悲劇が始まるまでの
しばしの楽園がそこにある。

余談だが・・・
不幸にも二人の恋模様を見てしまった。
トンタッタ族数人は

無事にキュロスに気付かれる事もなく
脱出に成功した。。。

グリーンビットに戻って
げっそりした小人達は
他の小人には一切この事実を語らなかった。


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