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ワンピース創作・「兵隊さんと妖精との誤解と共闘」 [ワンピース]

ネタバレもあるので
続きからお願いします。
二次創作をためしにかいたので
良かったら読んでください。
それは…まだレベッカが幼い頃のお話。

母親スカーレットを失い、
兵隊さんに育てられるレベッカ。

彼女は村の家でただひたすら眠る。

夜0時。オモチャはオモチャの家に戻った。
兵隊さんの帰りを待ちつつも。
可愛い寝言を・・。
うーん。むにゃむにゃ・・兵隊さんフカフカ・・・

一方、兵隊さんはというと
「オモチャの家」の交易港。
機械の音と船の汽笛が鳴り響く中で・・・

早く荷物を運べ!もうすぐで客が来るぞ。
ドフラミンゴファミリーの男の怒号が響く。
(ゼエゼエ・・・家族のもとに帰りたい)
一人の人物はこう心の中で叫ぶ。

兵隊さんもまた働く。彼はつくづく思う。
(身体を鍛えた甲斐はあるが・・・)
(私はそのために鍛えてはない・・・。)

その時、ドフラミンゴファミリーの男が
驚くように頭を下げた!!

なんとドフラミンゴがトレーボルと姿を現したのだ。

ンフフフフ・・・諸君作業ご苦労だな。
なぜ・・・若様がここへ?と
予想外の出来事で上司にこういった。

そうか、言うの忘れたな。

今回の相手はカイドウの部下だ。
一番のお得意さんに失礼な態度はとりたくないのでな。
彼は試作品の品物を売る大事な商談で来ていた。

オモチャ達も作業の手を止めて驚愕の表情を浮かべる。

中には襲いかかろうとする者もいたが・・・
すでに働いていたオモチャ達は
護衛の部下達が十数人包囲してたため
襲おうとしたオモチャはどこかへ連れて行かれた。

離せ~離せ~どこへ連れて行く??
オモチャの叫びがこだまする・・・。

ドフラミンゴは時間を気にする。
まだ約束の時間が10分あるな。
時間はビジネス。どれだけの金が来るか楽しみだな。

トレーボルは部下やオモチャに命令している。
若様んね~大事な仕事で待ってるから作業止めてんね~
だ~けど…お~もちゃたちは動いたら~駄目んね~

兵隊さんは
(あれが・・・ドフラミンゴか想像を超える力が感じる)

ドフラミンゴは、
(ほう?俺の力が分かるオモチャがいるな)
(自我があるようだが面白い。まだ時間があるな)

兵隊さんの前へ進んだ。
おい!お前。ンフフフフ・・・
なかなか良い目をしてるな。
最近お前の労働はかなり評判が良いと聞いてるぞ。
お前は何を望んでるか?時代は笑顔だ。
弱きものは去り。。強きものが生きる豪傑の時代・・。
ぞくぞくするじゃないか。

オモチャの兵隊は沈黙を保つ。

何を望むかは応えてくれないか。

まあいいだろう。新たな時代に対して答えがでるか・・・
お前は分かるだろう?
(昔戦士だったお前にはな!!)

トレーボルが二人の前に来た。
んね~若様~カイドウの船がきたんね~
オモチャ~たちは作業~再開するんね~

ドフラミンゴは
分かった・・すぐにいくぞトレーボル。
(俺の質問に怯えずに精神を保った奴は初めてだな)
(普通は怯えるか・・・逃げるものだ)
(だが・・・彼らの体は戦うと壊れる運命)
オモチャである限りの宿命だ・・・・)

ドフラミンゴはカイドウの船へと進んだ。
作業を再開したオモチャ達。
兵隊さんは
あの男・・・私を試していた?何故・・・・
(だが。。アレがばれた訳ではなかったな。)
(私の力だけでは奴を倒せない。仲間が必要だ)
(妖精伝説についてもう少し調べるか・・)
(王家の記録が図書館の隠し部屋にあったはずだ)

地下での作業は早朝まで続いた。

翌朝。レベッカが目を覚ます。
あ!花びらだ。戻ってきたんだ。
窓を開けた彼女。

兵隊さんが戻っていた。
お早う♪兵隊さん♪
やあ・・・レベッカお早う。
今日もお友達と遊びに行こう。

いつもの日常が始まる。
昼になった時!!

レベッカ
私は図書館に行くが一緒に行くか?
うん。私もいくよ兵隊さん。
じゃあ行こう!

図書館は一見普通の図書館で
オモチャと人間達が一緒に来ていた。

沢山の住民がいた。

兵隊さん。絵本のコーナー見つかったよ。

そこで本を読みなさいレベッカ。
私は用があるので少ししたら戻る。

え~!絵本読んでって言ったのに。
次行くときは読んでよ絶対だよ。

すまないな。
次に行く時に必ず読むから
約束だよレベッカ。

頭をなでる兵隊さん。
彼は心の底ですまないと思ってる。
娘に本を読ませられない自分を悔いた。

彼は図書館のメインルームから
南にある・・・
図書館の別館・学習棟へと進む。

学習棟にある廊下の行き止まりには
何故か獅子の像があった。
兵隊さんは仕掛けを動かすと・・・
像が動いて階段があった。

ドフラミンゴ達は気づいていないが

実は・・・
リク王家はいざという時に備えて
大事な書物が廃棄されないよう
図書館の学習棟に
秘密の地下室を極秘裏で建てていた。

図書館は悲劇以前から建てられており・・・
リク王家や歴史の書物の大半は
住民やファミリーによって
燃やされしまい・・・
新しい書物に変えられた。

その後、本館の大規模な改装を
ドフラミンゴが命じた。

学習棟は歴史のある建物で
住民たちに親しまれた場所。
そこだけは図書館の別館として残っていた。

先代から以前の館長と代々の王のみが
地下室の存在を知る。
先代館長は悲劇で亡くなり・・・

今の館長は引き継ぎが
なかったのでその事を知らない。

以前、リク王から
学習棟の地下室の存在を
教えてもらっていた彼は

妖精伝説を調べるために
地下へと足を運ぶのだった。

扉を閉めると元の像へ戻り・・・

いったん閉めると
内側のものが仕掛けを解除しない限り
扉は開かないようになっている。

そこは薄暗い場所だった。
階段を下りる音の静寂。。。
明りで先に進む兵隊さん。

地下室に到着した時に
沢山の本が並べられている。
本は禁書や絶版された貴重で歴史のある
重要な書物ばかりがそろっていた!!

その地下は王と館長が代々管理をし・・・
「王家の機密書庫」とも呼ばれていた。

リク王家が約800年前に建設して・・・
王家が管理していたが・・・
今や代々の王や館長が言伝のみしか伝えない。

管理が行き届いてないにも関わらず
奇跡的にもその地下は乾燥して気温が低く
本にとっては最適の温度と環境を作りだしていた。

その中で兵隊さんは
「妖精伝説」という書物を取った。
これは王家の記録の一部である。

「我々は過ちを償わなければならない。」
「以前のドンキホーテ王家が犯した罪。」
「私は頭を深く下げた。」
「自由に生きてほしい。」
「必要なものは我々人間から貰ってもかまわない」
「小さき力をもつものよ。」
「お前達にもう絶望を与えない。」
「一つの命として生きてもらいたい」

それは初代リク王が書いた日記の一部。
その部分に興味を持つ。
兵隊さんは
妖精か・・・力があるなら仲間にできないものか?
この書物が真実なら実在はするはずだが・・・。

その時、気配を感じた。誰だ?
声が聞こえる!!!あ!!誰かいるれす。
ここはどこれす?
そこには小さな人がたっていた。

あなた誰れす?

お前は一体。

あなたはオモチャれすね。
私はトンタッタ一族のウィッカれす。
トンネルを掘って迷子になったれす!!

トンタッタ一族?聞いたことがないな。

私達は妖精と言われてるれす。

ここはどこれす?
穴を掘って変な場所に行ったれす。
こんな場所があったなんて驚きれす。

なぜ穴をほっていたんだ?

実は私達の仲間が大勢悪い奴らに連れて行かれたれす。
それを助けに行くためにトンネルをほってたのれす。
トンタ長が大事な用で帰った翌日の事れす。

(まさかドフラミンゴ!?)
驚愕の表情を浮かべる。

どうしたのれす?そんなに驚いて…
あなたオモチャれすが…
こんな所で何か用があったのれすか?

お前達が妖精だったのか?
君達の王に話があるんだ!!
私をそこまで案内してくれ。
ドフラミンゴを倒すために今動いてる。

私は人間だった。
リク王家につかえてた者の生き残りだ!!
君達に悲劇の真実を伝えたいんだ。

沢山の家を燃やしたり人を殺してた
リク王家の兵士さんの一人れすか?
私達の大切に育てた植物を燃やして皆怒ってるれすよ?

違う。あれはドフラミンゴの仕業だ!!
やつは私達を操って街や人を襲ったんだ。
頼む!!私を君達の王に会わせてくれ!!

兵隊さんは深々と頭を下げた!!!

え?そうだったんれすか・・・。
分かったれす。明日案内するれす。
翌朝、花畑にきてほしいれす。

それと・・・ここはどこれす。
どうやって出られるれすか?

そうだったな…地下から一緒に出るから
明日は案内を頼む・・・・。

学習棟でいったんウィッカと別れた
兵隊さん。レベッカと一緒に村に帰った。

その夜、
工場で新しい仲間の紹介を受けた。
それはまぎれもまくトンタッタ一族であった。

翌朝!
レベッカと一緒に朝食を食べた後に出掛けた。
兵隊さん気をつけてね。
レベッカの笑顔が太陽のように眩しい。

花畑には…ウィッカが待っていた。
来たれすね!
トンタッタ王のところに案内するれす。
悲劇の事で嘘言ったら針千本の刑れすよ。

分かった。嘘は言わない。
罰も覚悟の上だ。
すぐに案内してくれ。

そして、地下道でトンタッタ一族の住む
グリーンビットへと向かった。

そこには兵隊さんを警戒する
トンタッタ一族の戦士達が待っていた。
彼らにとっては現時点ではリク王家と軍は敵なのだ。

トンタ長がやってきた。
君れすか・・ウィッカがいう元兵士のオモチャは
おもちゃが元々人間だったとは知らなかったれす。

皆悪いれすが・・二人で話をしたいので
ウィッカ以外は部屋から下がるれす。

兵隊さんは返事した。
今更謝っても仕方はない…
しかし、我々は操られた。
そして、王は決して国民を見殺しにしてない。

逆に戦争を起こさないと人々からお金を集めていた。
許せないのはすべての事をしかけたドフラミンゴだ!!

我々は再びあなたがたに迷惑をかけた事を
深くわびたい!!

トンタ長は
確かに嘘は言ってないようれすね。
何が起ったか教えてほしいれす。

兵隊さんはすべての真実を話した。
トンタ長は沈黙を貫き・・・そして!!

何て事れす。リク王を誤解していたようれす。
我々は…昔の恩を忘れて
最後まで信じてなかった…
すまなかったれすオモチャよ。
君は今何をのぞむれす?

私はドフラミンゴを倒したい。
そして、大切な人が幸せになれる国を戻したいのだ。
奴を絶対に許せない!人や私達からすべてを
奪ったあの男を・・・。

我々も大切な仲間を奴から奪われたれす!
奴はまとめ役のマンシェリーを狙ってるれす。
いつ攫われるかもわからないれす。

ウィッカよ。
は…はい!!
このオモチャに力を貸してほしいれす。
オモチャよ。君に戦士達の隊長になってもらいたい。
君こそが…ドフラミンゴの倒す司令塔に相応しい。

そして、リク王が生きていたらこう伝えてれす。
「我々はリク王を誤解した大変すまなかったれす」と!!

分かりました。王が生きていたら必ず伝えます。

こうして。。。
兵隊さんとトンタッタ一族が手を組み
反ドフラミンゴ体制が産声を上げた瞬間だった。
さらに調査で衝撃の事実が判明して
リク王家の誤解が完全に溶ける日がくることに。

それから約10年をかけて
SOP作戦が実行されることとなる。
トンタッタ一族とおもちゃの兵隊は
大切な人を守る為に戦場へと向かうのだった。


(あとがき)
どうやって兵隊さんと妖精が合流できたかのお話と
幼い無邪気なレベッカを書きたかっただけです。
トンタッタ一族は最初は誤解をしますが…
兵隊さんの必死の話でようやく真実を知った
彼らがどう動くかも話の見どころです。
妄想で話を書きました。。
長文ですが…
できれば感想をコメントに書いてくれれば幸いです。




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はせお

こんばんは。
最初から2番目ですか。
何かの偶然でしょうか(^-^)
by はせお (2014-01-04 00:36) 

PENGUIN

ご訪問とniceありがとうございます。


by PENGUIN (2014-01-04 21:43) 

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